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SBIカードは入会金・年会費無料のドル決済クレジットカード

入会金・年会費無料のドル決済クレジットカードの作り方を紹介します。ドル決済クレジットカードとは、ドルでの買物を銀行のドル預金から支払うことができるクレジットカードです。

作り方は非常に簡単です。

  1. 住信SBIネット銀行の口座を作る。円を入金して、その円をドル普通預金に振替えます(一瞬で完了します)。その際にかかる為替手数料はたった1ドルにつき9銭(=0.09円)!!パーセンテージに直せば、0.11%です。
    ※1ドル=80円と仮定した場合。
  2. 入会金・年会費無料のSBIカード(SBIカード株式会社発行)を作り、住信SBIネット銀行を引き落とし口座に設定する。

以上で完了です。

あとは、amazon.comや海外通販サイトでドル建ての支払いをした後、SBIカードの会員専用ページに表示されるショッピング利用明細からドル決済したいものを指定するだけです。


amazon.comなどのドル表示の商品を、普通にクレジットカードで購入すると、クレジットカード会社が徴収する手数料として、大体1.6%~3.0%くらいの為替手数料がかかります。リアルタイムレートの円換算で100,000円の商品を購入したときは、実際の支払額は101,600円~103,000円程度になるということです。一方、SBIカードのドル決済サービスを利用した場合、為替手数料はわずか0.11%ですから、100,110円で済みます。

amazon.comで買い物する際に、一番してはいけないのは、[Place your order in JPY]と指定して決済することです。
※決済カードの国際ブランドがVISAかマスターカードの時には[Place your order in JPY]or[Place your order in USD]の選択ができます。ちなみに、右の写真は、amazon.comでKindle DXを決済するときの画面です。

[Place your order in JPY]を選択した場合、表示価格が円になります。しかし、[View Exchange Rate]をクリックすると表示されるApplicable Exchange Rate(適用される為替レート)を見ればわかりますが、ドル⇒円の転換に4%程度の為替手数料がかかっています。

決して無料で円決済できるわけではないんですね!

ドル決済用クレジットカードで支払うと、この手数料が0.11%になります。住信SBIネット銀行において、円をドルに振替える手数料が1ドルにつき9銭(0.09円)と格安だからです。

円高の時に円をドルに替えておくと為替差益も得られます。個人的には、7時のNHKニュースで円高が連日報道されたらドル買いというスタンスなんですが(苦笑)

SBIカードには他のクレジットカードに比べて高還元のポイント制度がありますので、その点でもお得ですね。100,000円利用したら1,000円は返ってくる仕組みです(還元率1.0%)。1,000,000円利用すると12,000円返ってきます(還元率1.2%)。外国からの仕入などで決済額が大きい人には特におすすめです。ポイント制度のおかげで為替手数料は実質無料になります。ドル決済サービスの手数料0.11%なのに対して、ポイント還元率が1.0%~1.2%ですからね。

注意点としては、SBIカードのショッピング利用明細にあがってきたドル建ての利用明細をドル決済指定すると、他に円建ての支払いがあった場合、円建て支払いがリボ払いになってしまうことがあります。ドル建て利用明細をドル決済指定した後は、円建て明細もオンラインチェックすればリボ払い手数料は発生しません。

SBIカードのメンバーデスクにはこの点改善をお願いしているのですが。円建て決済は自動的に住信SBIネット銀行の円普通預金口座から口座引き落とし、ドル建て決済はドル普通預金口座から自動引き落としになるように、ですね。

私のおすすめは、SBIカード=ドル決済専用クレジットカードにしてしまうことです。そうすれば、円建て明細がリボ払いになる心配もありません。年会費永年無料ですから保有コストもかかりませんし。

わからないことがあれば、SBIカードのメンバーデスクに何でも聞くといいと思います。オンラインチェックの代行もやってくれます。

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