アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードは、航空券購入時のショッピングマイル付与率を極限まで高めたい人におすすめのクレジットカードです。

発行会社であるアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレーテッドの調査によると、日本のマイラーの半数はマイル失効経験があり、その理由の大多数は、「獲得マイル数が特典航空券必要マイル数に届かなかったこと」だったと言います。

ご承知の通り、各マイレージ・プログラムには有効期限が設けられています。例えば、ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンクならマイル獲得月から36ヶ月間です。そして、常に同一アライアンスに所属する航空会社に搭乗するわけではないので、マイル分散という問題が生じます。

マイルの失効及び分散というマイラーにとってジレンマを解決するために設計されたのが、このアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードです。

対象となる12の航空会社(後述)の航空券の決済に利用すると、有効期限のないメンバーシップ・リワードのポイントが100円=5ポイント貯まり、1,000ポイント=1,000マイル換算で提携航空会社のマイレージ・プログラムにポイント移行できます。マイル還元率5.0%の究極マイル獲得型カードとなります。

年会費は36,750円(消費税込)、家族カードは1枚につき18,375円(消費税込)です。ETCカードは基本会員1名につき5枚まで、家族会員1名につき1枚まで発行可能。

ANAアメリカン・エキスプレス提携カード、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス提携カード、及び、ビジネスカードをお持ちの方は重複してのお申込み(2枚持ち)が可能です。新規入会画面にて、既にお持ちのカードの会員番号(3761から始まる15桁)を入力すると、申し込み完了と同時に信用調査会社への照会審査が開始され、その場にて、可決、継続審査が決定されます。

一方、プロパーカードをお持ちの方は既存カードを解約しないと、審査に申し込むことができません。既に、クラシック版であるアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード会員の場合は、アメリカン・エキスプレスからのインビテーションを待つ必要があります。インビテーションを受けるためには一定の利用が必要となります。

対象航空会社の航空券購入代金のポイントが5倍

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードを一般加盟店で利用すると、利用1件毎に100円=1ポイントの換算率で、有効期限のないメンバーシップ・リワードのポイントが貯まります。

※但し、モバイルSuicaチャージ、SMART ICOCAチャージ、EdyチャージとNHK受信料の支払いはポイント付与対象外で、電気料金、ガス料金、横浜市水道局と武蔵野市水道部の水道料金の支払については通常半分(200円=1ポイント)の換算率となります。

そして、ここからがこのカードの真骨頂です。アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードを用いて、対象航空会社12社いずれかの航空券を、その航空会社のWebサイト、または、日本国内外でその航空会社から直接購入した場合、通常の5倍となる、利用1件毎に100円=5ポイントの換算率で有効期限のないメンバーシップ・リワードのポイントが貯まります。

2013年4月現在、対象航空会社は、日本航空(JL)、全日空(NH)、チャイナエアライン(CI)、デルタ航空(DL)、ヴァージン アトランティック航空(VS)、エティハド航空(EY)、キャセイパシフィック航空(CX)、シンガポール航空(SQ)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、スカンジナビア航空(SK)、アリタリア‐イタリア航空(AZ)、フィンランド航空(AY)の12社です。

アライアンス航空会社 ウェブサイトURL
ワンワールド JAL http://www.jal.co.jp/
キャセイパシフィック航空 http://www.cathaypacific.com/cpa/ja_JP/homepage
ブリティッシュ・エアウェイズ http://www.britishairways.com/travel/home/public/ja_jp
フィンランド航空 http://www.finnair.com/JP/JP/japan
スターアライアンス ANA https://www.ana.co.jp/
シンガポール航空 http://www.singaporeair.com/saa/ja_JP/flights_japan.jsp
スカンジナビア航空 http://www.flysas.com/ja-JP/jp/?vst=true
スカイチーム デルタ航空 http://ja.delta.com/
チャイナエアライン http://www.china-airlines.co.jp/
アリタリア-イタリア航空 http://www.alitalia.com/jp_ja/
- エティハド航空 http://www.etihadairways.com/ja-jp/
ヴァージン アトランティック航空 http://www.virginatlantic.co.jp/

ノン・ダイレクトでの購入となる、アメリカン・エキスプレス メンバーシップ・トラベル・サービス、旅行会社・旅行代理店を通じての航空券の購入、パッケージ・ツアー、機内販売、通信販売、空港売店、貨物等の利用についてはポイント5倍の対象外となります。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードとは違い、ポイント付与率が優遇される航空会社が事前登録した1社に限定されないことが特徴です。対象航空会社であれば、どの航空券の直接購入であっても、有効期限のないポイントが100円=5ポイント貯まります。マイラーの悩みのネタであって「マイル分散」、「マイル失効」を防いでくれるわけですね。

獲得したポイントは、対象航空会社12社に、タイ国際航空(TG)、中国南方航空(CZ)を加えた提携航空会社14社のマイレージ・プログラムに、1,000ポイント=1,000マイルのポイント移行レートにて移行が可能です。JALマイレージバンクへのポイント移行については、「JAL/AMEXショッピング・マイル・プラン」への参加費9,000円(年間)が必要となり、ポイント移行上限も年間150,000マイルまで、ANAマイレージクラブへのポイント移行については、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への参加費5,250円(年間)が必要となり、ポイント移行上限も年間80,000マイルまで、という制限はありますが、その他のマイレージ・プログラムへのポイント移行については手数料無料で、上限設定もありません。アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードは、対象航空会社の航空券の購入でマイル還元率が5.0%となる究極のマイル獲得型カードなのですね。

但し、無制限に「航空券購入代金ポイント5倍」が適用されるわけではありません。「航空券購入代金ポイント5倍」が適用されるのは、1年間(1月~12月)で、通常ポイントと合わせて合計100,000ポイントまでとなります。100,000ポイントに到達後は、対象航空会社12車の航空券の購入であっても、通常の付与率である100円=1ポイントになります。

ですから、当カードは、カード決済額に占める、航空券購入代金の割合が高い人ほどおすすめとなります。

充実の旅行サービス

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードには、死亡・後遺障害時に最高5,000万円まで補償される海外旅行傷害保険が利用付帯します。

日本出国前に時刻表に基づいて運航される航空機、船舶の料金または募集型企画旅行の料金を当カードで決済した場合に適用されます。補償期間は、海外旅行を目的に住居を出発した時点から住居に戻られるまでの最長90日間です。基本会員、家族会員と生計を共にする6親等以内の血族、3親等以内の姻族についても家族特約で保険が適用されますので安心です。※引受保険会社:損害保険ジャパン。

カード会員 家族
国内旅行 傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1,000万円
海外旅行 傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円 最高1,000万円
傷害治療費用 最高100万円
疾病治療費用 最高100万円
賠償責任 最高3,000万円
携行品損害 1旅行中最高30万円
※自己負担額3,000円
※年間100万円限度
救援者費用 保険期間中最高200万円

プロパーに準じるアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードには、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには付帯していない航空便遅延費用補償も付いています。航空機の遅延により会員様が臨時に出費した宿泊料金・飲食代についても1回につき最高20,000円まで補償されます。手荷物の到着遅延により臨時に支出した衣類や生活必需品の購入費用についても最高20,000円まで補償されます。手荷物紛失により同様の出費があった場合は最高40,000円となります。

また、国内主要27空港38箇所とハワイ・ホノルル、韓国・インチョンで利用できる空港ラウンジサービスも付帯。この空港ラウンジサービスは同伴者も一名まで無料で利用できます。

海外旅行からの帰国時にスーツケース1個を無料で配送してくれる「手荷物無料宅配サービス」も利用できます。アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードでは、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港のみですが、プレミア版では羽田空港国際線ターミナルも対象となります。

海外用レンタル携帯電話の優待サービスも付いています。成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港にて、レンタル料金が半額、通話料も10%割引にて利用できます。

安心のプロテクションサービス

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードによる購入商品の偶然の事故による破損・盗難等の被害については、ショッピングプロテクション(買物保険)により、年間最高500万を限度として補償されます。

さらに、キャンセル・プロテクション、リターン・プロテクションという安心・安全なショッピングを担保する保険も付帯しています。

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