JALマイル還元率の高いクレジットカード

JALマイレージの還元率の高いお得なクレジットカードとしておすすめなのは、三種類あります。

まず、定番中の定番、大本命のJALカード。次に、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード。最後は大穴のセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードです。

JALカードは有償で、つまり、お金を払って、JALグループ便(※1）に搭乗する機会が多い方におすすめです。JALグループの航空券は「マイルが2倍貯まる特約店」ですので、ショッピングマイル・プレミアム入会時には100円＝2マイル。還元率2.0％になります。さらに、JALアメリカン・エキスプレス・カードのCLUB-Aゴールドカードとプラチナなら「アドオンマイル」としてそれぞれ100円＝1マイル、100円＝2マイルも積算されるので、最大で100円＝4マイルで還元率4.0％！これには何も敵わないでしょう。初回搭乗ボーナス、搭乗ごとのボーナス特典もあります。

4つの種別（普通／CLUB-A／CLUB-Aゴールド／プラチナ）、5つの国際ブランド、提携先の掛け合わせで生まれるJALカードは実に多彩です。その中でもおすすめなのは、アドオンマイル、手荷物空港宅配サービスなどを備えたJALアメリカン・エキスプレス・カードと、東急ポイント機能とDC CARDサービスが受けられるJALカードTOP&ClubQ、SuicaチャージでJALマイルが貯まるJALカードSuicaの3枚です。以下、見出しを区切って紹介していきましょう。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードは、航空券購入でのマイル獲得効率を極限まで高めたカードです。当カードを利用して、JAL、ANA、デルタ航空など、アライアンスの枠を超えた主要航空会社12社の航空券をその航空会社のウェブサイトから直接購入すると、ショッピングポイントが通常の5倍の100円＝5ポイント付与されるのです（「航空券購入代金のポイントが5倍」）。1,000＝1,000マイルの等価交換が可能ですので、JALマイル還元率5.0％も実現可能です。JALを中心に、他の航空会社も搭乗される、航空券購入頻度が多い方に最適のクレジットカードです。但し、年会費（36,750円）の他に、ポイント移行のための「JAL/AMEXショッピング・マイル・プラン」参加登録費（9,000円／年間）が必要で、「航空券購入代金のポイントが5倍」が適用されるのも年間100,000ポイントまでという上限があります。

なお、事前登録した航空会社から航空券を直接購入すると、マイル還元率が3.0％（「航空券購入代金のポイントが3倍」）になるアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードも魅力的ですが、JALマイルを貯めるという目的からするとあまりおすすめできません。アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードと同様に、年会費（10,500円）の他に、ポイント移行のための参加登録費（9,000円）が必要ですし、「航空券購入代金のポイントが3倍」が適用されるのも年間60,000ポイントまでという制限があります。「マイル還元率3.0％」という魅力も、その後、マイル還元率4.0％のJALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナがリリースされたため色褪せてしまいました。JALカードのような搭乗ボーナスマイルもありません。ポイント移行のための参加登録費が無料となるJAL・ANA以外の外資系エアラインのマイルを貯めるのには最適です。

最後に、「大穴のセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」です。意外と知られていないのですが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、「SAISON MILE CLUB」に登録することで、直接JALマイルを貯めることができます。月のショッピング合計利用金額1,000円毎に10マイル貯まり、ボーナスポイントとして2,000円毎に1永久不滅ポイント（2.5マイル）も同時に獲得できます。還元率は1.125％。JALカードを上回ります！

ポストペイ型電子マネーQUICPay、iD利用時も還元率1.125％でJALマイルを貯められる点も大きいと思います。

JALカードの「マイルが2倍貯まる特約店」も「アドオンマイル」も「搭乗ボーナスマイル」も有償でJALグループ便に搭乗しないと恩恵を得られないものです。陸マイラーで、JALグループ便には専ら特典航空券で乗る、という方にセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードはおすすめです。現在、初年度年会費無料キャンペーンを実施中です！

(※1）日本航空（JAL）、日本トランスオーシャン航空（JTA）、日本エアコミューター（JAC）、琉球エアーコミューター（RAC）、JALエクスプレス（JEX）

JALアメリカン・エキスプレス・カードの種別は「普通カード」「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」の3区分。プラチナがあるのは、2013年2月現在、JALアメリカン・エキスプレス・カードだけです。

「普通カード」にも同伴者1名まで無料の国内空港ラウンジサービス付き。プラチナにはプライオリティ・パスのプレステージ会員無料入会の特典が付いています。

Visa、MasterCard、JCB、ダイナースクラブ提携のJALカートと比較して、還元率が高いのが特徴です。前述のように、CLUB-AゴールドカードとプラチナのJALアメリカン・エキスプレス・カードは、以下の対象商品の購入で、通常のショッピングマイルとは別に「アドオンマイル」が付与されるためです。

「マイルが2倍貯まる特約店」のJALグループ国内線・国際線航空券を購入した時の還元率は、CLUB-Aゴールドカードで3％、プラチナで4％になります。

JALカードTOP&ClubQは初年度の年会費は無料（翌年度以降2,100円）。マイルの付与率を2倍にする「JALカードショッピングマイル・プレミアム」加入で、1,000円につき10マイルためられます。

さらに、東急グループの利用では、TOKYUポイントも付与。東急百貨店では年間のお買い上げ金額に応じてポイント付与率が3％～10％まで変動します。2,000TOKYUポイント＝1,000マイルに交換可能ですので、東急百貨店利用時は、最大で1,000円につき60マイルも貯められます。

JALカードTOP&ClubQの他のJALカードより優れた点として、電子マネーへの対応の高さが挙げられます。プリペイド型電子マネーの楽天Edy、モバイルSuica、PASMO(*)、JMB WAONへのチャージにもしっかり1％マイルが付与されます。

(*)TOP&Webプラスへの登録およびご利用代金Web明細サービスへの登録が前提となります。

VISAブランド選択時は、ポストペイ型電子マネーのVisa Touch、MasterCardブランド選択時はSmartplusにも対応していて、こちらもしっかり1％マイルが付与されます。

Edy、JMB WAONのチャージにもポイントが付与されるということは、Edy利用時に加算されるANAマイル（200円につき1マイル）、WAON利用時に加算されるJALマイル（200円につき1マイル）と合わせて、1.5％分のマイルが貯まるということですね♪

これによって、交通手段、コンビニ、ファーストフード及びイオングループ各店利用時にもマイルが貯められますので、生活全般のマイル化が可能になります。

また、提携ブランドもVISAかMasterCardを選べますので、海外でもマイルの取りこぼしがありません。

JALカードに入会するなら、ボーナスマイルプレゼント中の今がチャンスですよ。2013年6月30日まで。

⇒キャンペーンの詳細はこちら

JALカードSuicaは、JALカード+ビューカードが一体になったクレジットカードです。

JALカードTOP&ClubQと同様に初年度の年会費は無料（翌年度以降2,100円）で、マイルの付与率を2倍にする「JALカードショッピングマイル・プレミアム」加入で、1,000円につき10マイル貯められます。

JALカードSuicaは、Suicaチャージがマイル付与対象です。一方、PASMOとJMB WAONチャージには利用できません。

JALカードSuicaは、Suicaへのチャージ時には（ビューカード部分で）1,000円で6ポイント分のビューサンクスポイントがもらえます。これは15円分のSuicaポイントに交換可能です。つまり、1.5％分のポイント還元率です。ですが、マイルに交換する場合は、10マイルです。つまり、マイル付与率は1％です。JALカードTOP&ClubQのモバイルSuicaへのチャージ付与率と変わりません。そうであれば、電子マネーの対応度の高いJALカードTOP&ClubQに軍配が上がります。もし、マイル交換を考えないのであれば、suicaチャージ分に1.5％のポイント還元率が付くJALカードSuicaも捨てがたいのですが。

小田急線沿線の人なら、PASMOオートチャージ対応のJALカード OPクレジットも選択肢に入ってくるでしょうね。しかし、残念ながらSuica、JMB WAONへのクレジットチャージには使えません。